増山 亮吾
2016/04/14
皆様こんにちは。
THROWジャーナルをご覧頂きましてありがとうございます。
私、
兵庫県の小野市という街にある
マテリカヘアーデザイン
美容師をしております、
私からはTHROWのヘアカラーや、昨今のヘアカラーで人気の高いアッシュについて、
どんな方にオススメなのか、
またアッシュをキレイに染めるための美容師がこだわるところをご紹介します。
THROWのヘアカラーは究極のアッシュにこだわったヘアカラーとして
6月デビューを控えております。
アッシュと言えば、ヘアサロンでもお客様オーダーカラー人気NO1!
女子力アップするアッシュのヘアカラー。
季節を問わずソフトな印象になれるからこそ、
多くの人に支持されているのです。
アッシュとは「灰」という意味ですが
グレーっぽい色をさします。
グレーっぽい色。
つまりは無彩色
そして、髪色において無彩色ぽい仕上がりにするには
髪がもつ本来の色に対して、それにあわせたヘアカラーを使用して無彩色な髪色に仕上げる事が必要です。
要は
【髪がもつ本来の色】+【髪がもつ本来の色にあわせて配合したヘアカラー】=アッシュカラー
になります。
日本人の髪は赤味や黄色味のある茶色をベースとした髪色ですので、
色彩学上は多くの場合青緑~青~青紫のヘアカラーを使用するとアッシュに仕上がります。
赤みがでやすく
赤茶に傾いてしまう髪の人は少し髪がしっかりしている方が多く、
ちょっと重たい印象に見えがち。
オレンジっぽい髪色になってますので、
これを無彩色に仕上げるには
色の混色を利用してオレンジっぽい赤味を抹殺します。
この場合は青緑系の【マットとアッシュ】を使用すると
しっかりと赤味を抑えて硬い髪もやわらかくソフトな質感になることができます。
黄色味がでやすく
金髪ぽくなってしまう髪の人は少し髪が細い方が多く、
ちょっとペタンとした印象に見えがち。
黄色く、派手な髪色にみえがちなので、、
これを無彩色に仕上げるには
赤味系の色の処置と同じように
色の混色を利用して黄色味を抹殺します。
この場合は青紫系の【バイオレットアッシュ】を使用すると
黄色味を抑えて深みのあるアッシュの質感が楽しめます。
アッシュで難しいのは赤味のある髪に対してどう対応するかがポイントです。
先程述べたマットアッシュでの対応はあくまでも手段の1つ。
【赤みを削る】という作業も必須です。
赤味系のメラニン色素をある程度無くすためにリフト力もカラーでは求められますし、
ダメージへの考慮でブリーチ使用を控える美容師さんもいらっしゃいますが、
なりたいアッシュの色によっては僕もブリーチを使います。
昨日、THROWカラーを使用した感想もスロウジャーナルにて書かせていただきました。
THROWカラーではグレイッシュなアッシュの表現が今までにないくらい赤みに対して配慮されています。
【赤みに対してどう処置するか】という課題を解決してくれるTHROWカラー
アッシュがお好きな美容師さんにはぜひオススメ♪
こんな感じのイメージに憧れる方にオススメしたいですね♪
皆さんそれぞれ好みのヘアカラーはあるのでしょうが、
迷ったらコレ!とオススメ出来るのがアッシュのヘアカラーです。
ぜひどうぞ~
マテリカヘアーデザイン
増山 亮吾