桑野 友春
2016/04/15
こんにちわ、静岡県掛川市クラウンズヘアのクワノです。
皆様、素敵なカラーライフをお送りでしょうか?
その中でも一部の方でカラーをする上で困る問題がコレ!
いつもしみてしまう人もいれば、薬剤ををかえたらしみたとか体調によってしみる時がある。という事もあると思います。
では、その対処方法をお伝えしていきたいと思います。
カラーリング時におけるしみたり痒みの原因は薬剤の中に入っている
・過酸化水素水
・アルカリ
・ジアミン
が主な原因と考えられます。
その中でもちょいと厄介なのがこの「ジアミン」によるしみとかゆみです。
この「ジアミン」によるかゆみってのが原因としては多く、アレルギーによるしみや痒みなので、場合によっては重篤な症状になる場合があるので要注意です。
特に白髪染めは沢山の色素をいれる為にジアミンが多く配合されている事が多いので、しみやかゆみが引き起こされる事が多いのです。
①カラーリング前日はシャンプーをしない
意外とこんな事も効果があります。
人は皮脂膜という自分からでる脂や汗で出来た膜が頭皮にあります。この防御力がなかなか馬鹿にできないもので、カラーからの脅威に対抗してくれます。
②保護クリームや保護スプレーをする
今ではしみやすい人の為にカラー時の頭皮を守る製品も多く存在します。
しっかりその旨を美容師さんに伝えて守ってもらいましょう。
種類としては頭皮に直接つける保護剤。カラー剤に添加して刺激を弱めるものなどがあります。
最近の製品は性能も良く、カラー剤の反応の邪魔をしないようなものも増えてきています。
③カラーの薬剤を考える
先程も伝えたようにカラーでしみる原因が、過酸化水素水、アルカリ、ジアミンのどれかです。
カラー剤によって、この成分が入っていない薬剤もあります。
例えば、ヘアマニュキュアやカラートリートメントやヘナなどがそれに当たります。
ただ、製品によっては入っていたりするので注意が必要です。
特にヘナなんかは、場合によってはジアミンがかなり入っている場合もありますので通販等で本場直輸入とか気をつけましょう。100%ヘナを見極めるのはちょっとむずかしいのでこれも美容師さんに相談です。
最近ではカラーの進化も目覚ましいのでノンジアミンカラーなんかも増えてきているので期待です。
ただ、明るくする力がないものがほとんどですのでカラーデザインという意味では今後に期待です。
また、アルカリカラーの2剤である過酸化水素水を「根本の部分だけ」濃度を低いモノを使うことによっても刺激はある程度抑える事も出来ます。
美容師にご相談ください。
④そもそも頭皮に薬剤をつけない。
これが最強の、守る方法かもですね。
結局薬剤を頭皮につけなければアレルギーもなにもありません。(厳密に言うと流す時に若干触れるかもですが。)
確かに根本にしっかりつけないということは若干根本に色は入らないのですが、そこは美容師。プロです。
ギリギリに薬剤を塗布する術を身につけております。(その名もゼロテク)
もう、本当にしみてしょうがないけどカラーリングをされたい人はこんなのもいかがでしょうか?
本当に痒いのって辛いですね・・・。
そんな私も頭皮が非常に弱いのでよくしみてしまいカラーリング後は痒くてかきむしりたくなるほどです。
ですが、
かきむしるのは要注意です。
かきむしることで頭皮に傷がつき悪循環です。
というわけであまりにもひどい場合は皮膚科に行きましょう。
最近NEWSでも市販のカラー剤の危険性なんかもピックアップされていましたね。
実は市販の薬剤は「誰が染めてもそれなりに染まるように」美容室の薬剤よりも強力につくられています。
ということは刺激も強いのです。
本当気をつけて下さい。
アレルギーになってしまうと今後カラーリングが出来なくなってしまいます。
やはりしっかり髪や頭皮の事は美容師さんに相談しましょう!
素敵なカラーライフを!
クラウンズヘア
桑野 友春