増山 亮吾
2017/09/02
兵庫県小野市 マテリカヘアーの増山です。
アッシュで作る暗髪色
ここまでの深みを出す時には仕上がりでくすみがでやすいので、くすみ過ぎに注意が必要です。
くすみは色を混ぜまくると出てしまいます。
そして、ダメージ毛はよりくすみやすいので注意が必要です。
ダメージ部分は色の吸込みが早いですからね。
ダメージ毛へのカラーでくすみ過ぎた仕上がりだと、
根元、中間部分よりも毛先が暗いとか、
毛先の色が濃い仕上がり状態。
これでは違和感しかのこりませんよね。。。
【僕がよくやるくすみ過ぎないための対策】
→混ぜすぎると色が濁ります。僕はいつも2色までの混色で抑えます
→残留色素色が重なると混ざって色が濃くなりますので、なるべく同系色を重ねるのがオススメです
→ダメージ毛はキューティクルが開いているので急激に色を吸い込みます。
トリートメントでの保護をしてから塗るとかの工夫が必要です。
塗布作業やコーミングもしやすくなりますので、作業効率も上がります。
→クリアカラーを混ぜると色素の定着が穏やかになります。
くすみやすい部分にはクリアカラーをミックスしたカラー剤を使用しましょう
→根元、中間部分がまだ染まりきってないのに毛先だけ急激に発色して吸い込むケースもあります。
そういう時は根元、中間部分がある程度染まってきてから毛先を塗る、というように時間差で塗ると上手くいけます。
→部分によって明度の設定を変えたり、オキシ濃度を調整します。
トーンダウンの場合2剤が3%、2%なら、ムラなくキレイにトーンダウンしてくれる時もありますが、
状態によってはくすむので、
その時は4%、5%に濃度設定するといいですよ。
これに尽きます。
・ダメージ毛の施術の時
・濃い色で染める時
・混色が必要な時
・ハイトーンから染める時
などなど、様々なケースがありますが
その時に、くすむリスクがある事をキチンとりかいして【くすまないようにする対策】をとらないといけません。
美容師の皆さん、くすまないようにする対策をそれぞれキチンとしてますか??
くすむリスクがある場合は、キチンと対策をすればハイトーンカラーでもキレイに仕上がりますよ♪
マテリカヘアーデザイン
増山 亮吾