岸和希
2017/07/26
白髪になる原因に髪の色を決定する要素の1つであるメラニン色素の減少が原因となっています。
メラニンをつくっている細胞は、髪を生みだす毛母細胞にメラニン色素を受け渡すことで、毛髪に色を与えています。
このメラニン色素が何らかの原因でつくられなくなると、毛髪は色を失い、光を反射して白く見えるようになります。これが白髪なのです。
肌の色や髪の色、目の瞳の色をつくるのがメラニン色素です、
色素には、ユーメラニン(黒褐色系メラニン・真性メラニン)とフェオメラニン(黄〜赤褐色・亜メラニン)の2種類があり、
髪のメラニン色素はコルテックス領域に存在し髪の色はこれらメラニン色素の量や大きさ、組み合わせなどで決まります。
白髪にはメラノサイト(色素形成細胞)といわれるものが残っているにも、関わらずメラニン色素の合成を行っていないタイプと、メラノサイトそのものが非常に減少、あるいは欠失しているタイプがあります。白髪の多くはメラノサイトが欠失しているタイプなのです。
是非、参考に。
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