東 隆之
2016/11/15
こんにちは。日々大人世代の髪に息吹を吹き込んでいるhair doc. granire(グラニーレ)の東です。
グレイカラー(白髪染め)は、”暗くなりやすく、透明感が出にくい”ということがよく言われています。現在では、いろいろな薬剤や施術方法などで明るく染めることができるようになってきました。
その中でも、
THROWカラーは綺麗な透明感が出てくれるので、大人世代の髪にはなくてはならない素敵アイテムになっています。
透明感のあるグレイカラー(白髪染め)
ここから、実際にTHROWで染めたグレイカラー(白髪染め)をレポします。
BEFORE
白髪率の高い髪のお客様です。
前回から約2ヶ月。毛先も褪色しやや黄色みを帯びてきている状態です。
ここで考えることは、
この3つはマスト。
この中で、1と3は対極に位置しているのですが・・・
こちらにも⇧詳しく書いておりますのでご参考にどうぞ。
黒髪はヘアカラーによって脱色されブラウンになっていきますよね。白髪はそもそも色がないですから、ブラウン染料(茶褐色)は必要なのです。
しっかり染めるには、濃度の濃いブラウン染料が必要になることが分かるかと思います。
そしてもう一つ、
このような状態で毎回染めることになるのですが、この毛先・・・ブラウンですよね?これ、まだカラー染料が残っている状態なんですよ。(グレイカラー(白髪染め)の場合)
ブラウン+ブラウン=濃いブラウン
という簡単な方程式が出来上がります。
これを毎月毎月していると・・・・濃い濃い濃いブラウンになり、程なく人間の目には”黒”に見える髪色になることは容易に想像できます。
なので、
明るい白髪染めをするなら、根元と毛先の塗り分けはマストというわけです。
ということで根元を塗布しました。
白髪をしっかりカバーできる選定で、白髪率・髪質によって様々です。
毛先はFashion color(おしゃれ染め)の薬剤で、2剤コントロールもしています。
仕上がりがこちら、
AFTER
根元の白髪はしっかりと、程よく透明感も出ているかと思います。
毛先の透明感は、さすがTHROW。
計算し尽くされた、
サロンカラーのグレイカラー(白髪染め)
もちろん、髪にも頭皮にも細心の注意を払い施術してくれるのもサロンカラーの特徴です。白髪はコンプレックスの象徴にも言われたりしますが、白髪でしか出せない”質感カラー”であったりもします。
そんなグレイカラー(白髪染め)を楽しめるのが美容室です。