新井 誠
2016/09/15
どうも。成田の美容師、新井です。
夏が終わり、明るめのカラーを暗くする方も多くなる時期なのではないのでしょうか。
ただ、暗めのカラーをするのであれば、なにも気にされることはないのですが、皆さんご存知の本気で『黒』にするための、
『黒染め』
特に学生の方などにされることの多いカラーだと思いますが、大体の場合、『黒染め』をしたときや、その後に、
『黒染め』していると、「明るく」出来ないです。
ということを聞くことになります。
これ、
なんで『明るく』出来ないか知っていますか???
んでも、実際は出来ないこともないんですけどね。
【ブリーチ】なら。
それっていうのは、すごく強い力であれば、『黒染め』に対してでも染めれるということです。
逆を返せば、強くないと明るく出来ないということで。
つまりのこと、
『黒染め』の黒い染料は、強い力でないと壊せないのです。
髪っていうのは、本来ならば透明です。
透明なストローのようなものです。
そしてその中に、『メラニン色素』という日本人でいえば黒の粒々みたいなものが詰まっていて、黒く見えるのです。
なので、髪を明るくするにはこの『メラニン色素』を減らして黒を薄めているのです。
で、その黒い部分が少なくなって、茶色なり黄色なりになっているところに、『メラニン色素』とは別の【黒の染料】を入れ込むのが『黒染め』なのです。
そしてここで大事なのが、
『メラニン色素』 = 『黒の染料』ではないということ。
『メラニン色素』は普通のカラー剤でも壊せるくらいのものなのですが、『黒の染料』というのは、普通のカラー剤の力では壊せず、ブリーチが必要になってしまうのです。
なので、『黒染め』をしていると明るく出来ないわけなのです。
ここでもう一つ知っておいてほしいことが。
こちら。
美容室でする『黒染め』と、セルフでする『黒染め』には違いがあるということ。
これ、ホントに大事です。
是非一度ご覧になってくださいませ。
と、いったところで『なぜ、黒染めすると明るく出来ないのか。』
今後のカラーのご参考になれば幸いです。
そして『黒染め』でなくても、髪色を暗くすることは出来ます。
後々のことを考えた方法で、髪色をキレイにしていきましょう。
ではでは。
Wiz 公津の杜店
新井 誠