b-ex journal 編集部
2024/07/10
手軽におしゃれなスタイルを楽しみたい方や、明るい髪色にしたいけれどプリンになるのは嫌な方におすすめなのがバレイヤージュです。
この記事ではバレイヤージュとはどんなスタイルなのかを解説し、人気のバレイヤージュのスタイルを幅広くご紹介します。
バレイヤージュが気になる方はぜひ最後までチェックしてくださいね。
引用元:カラログ
バレイヤージュとはフランス語で「ほうきで掃く」を意味する言葉です。つまりバレイヤージュカラーは、髪の表面をほうきでさっと掃いたように色を入れるカラーリング技法のこと。
やわらかで流れるような色合いを生み出すことができ、明るさはありながらもナチュラルでこなれ感のある仕上がりが人気です。
ハイライトのように表面に筋が入るので、自然な動きと立体感が生まれます。さらに毛先にかけて徐々に明るくなり、グラデーションカラーのようなおしゃれなスタイルが楽しめるのもポイント。
バレイヤージュはハイライトとグラデーションのいいとこどりをしたスタイルといえるでしょう。
引用元:カラログ
バレイヤージュは以下のような方に特におすすめです。
バレイヤージュは複雑なアレンジをしなくてもこなれ感のあるスタイルが完成します。ラフに整えるだけでもおしゃれに決まるので、朝セットの時間が取れない方やお手入れが簡単な髪型にしたい方におすすめです。
もちろん結んだり巻いたりしても◎。カラーの見え方が変わり華やかな雰囲気を演出できます。
「髪色を明るくしたいけれど、プリンが気になるのは嫌だし、頻繁にリタッチするのは面倒……」そんな方にはバレイヤージュがぴったりです。
バレイヤージュは根元は暗く毛先に向かって徐々に明るくなるので、根元が伸びてもプリンが気になりにくいスタイルです。
仕事や育児などで頻繁に美容院に行くのが難しい方も、長くおしゃれなスタイルを楽しめます。
バレイヤージュは根元を残してあえてムラを作ってカラーリングします。
通常のヘアカラーのようにべた塗りしないので、頭皮に直接薬剤が触れないように施術することも可能。頭皮への刺激やダメージが気になる方にもおすすめです。
ただし、ヘアカラーで頭皮がしみる方や敏感肌の方はあらかじめ美容師さんに相談してくださいね。
▼ヘアカラーで頭皮がしみる方はこちらもチェック!
バレイヤージュで髪の表面に明るい色を入れることで、白髪を目立ちにくくできます。
バレイヤージュは白髪が気になる方や、白髪染めでリタッチをくり返すのが面倒な方にもおすすめのスタイルです。
▼白髪が気になる方はこちらもチェック!
ここからはカラー別にバレイヤージュのスタイルをご紹介します。カラーによって個性派からナチュラルまでさまざまな印象にできるので、ぜひお好みのスタイルを見つけてみてください。
引用元:ティントバーでつくる結んだ時の筋感が綺麗なバレイヤージュカラー
肌なじみのよいベージュのバレイヤージュ。派手になりすぎずこなれ感のある雰囲気を演出できます。
クールな雰囲気に仕上げるならグレーのバレイヤージュがおすすめです。透明感抜群で大人っぽいスタイルに。
引用元:カラログ
バレイヤージュと相性抜群のホワイトシルバー。ストレートでも奥行きが生まれ、抜け感のある仕上がりです。
引用元:カラログ
華やかさをプラスするならピンクのバレイヤージュが◎。適度に抜け感があるので甘くなりすぎず、大人っぽいピンクカラーに仕上がります。
明るくヘルシーな印象にしたいならオレンジのバレイヤージュがおすすめです。肌なじみがよいカラーなので派手になりすぎません。
引用元:スロウでつくるピンクバイオレットのバレイヤージュカラー
おしゃれ度抜群のパープルのバレイヤージュ。他の人とかぶりにくいおしゃれなカラーにしたい人にぴったりです。
バレイヤージュは少し派手な印象があるかもしれませんが、暗めでナチュラルなスタイルも可能です。明るさごとのバレイヤージュのスタイルをご紹介します。
引用元:ブリーチバレイヤージュでミルクティーカラーに染めたワンカールボブ
暗めのミルクティーカラーのバレイヤージュ。コントラストを抑えてナチュラルな仕上がりに。
パッと見はワンカラーのようですが、光に当たるとミルクティーカラーがほどよく透けるさりげないバレイヤージュです。
引用元:カラログ
ホワイトシルバーの王道バレイヤージュ。根元を残したバレイヤージュなら明るめでもプリンが気になりにくく、おしゃれなスタイルを長く楽しめます。
続いてレングス別のバレイヤージュのスタイルをご紹介します。
バレイヤージュはミディアムやロングのイメージが強いかもしれませんが、ショートやボブでも楽しめます。ぜひお気に入りの髪型を見つけて美容院でオーダーするときの参考にしてください。
根元と毛先を残して自然な明るさのバレイヤージュカラーに。奥行きが生まれ、立体感のあるおしゃれなショートヘアに仕上がります。
引用元:春にオススメなミルクティーグレージュのバレイヤージュカラー
バレイヤージュは外ハネボブと相性抜群。流れるように入れたカラーが外ハネとキレイになじみ、こなれ感のある雰囲気を演出できます。
伸びてきた根元をそのまま活かし、グレージュを入れたミディアムのバレイヤージュ。自然な束感のある毛流れがスタイリッシュな雰囲気に。
ロングヘアのバレイヤージュは巻くと動きが出ておしゃれな仕上がりに。さまざまな表情が楽しめて、普通のロングヘアよりもおしゃれ度がグンとアップします。
バレイヤージュとよく似たデザインカラーをご紹介します。明確な定義があるわけではありませんが、一般的な違いを解説します。
引用元:カラログ
ハイライトは髪の表面に細く筋状にカラーを入れ、自然な動きと立体感を出すスタイル。根元から毛先まで明るい毛束の太さが変わらないのがハイライトの特徴です。
一方バレイヤージュは、ハイライトと同様に表面に筋状にカラーを入れますが、毛先にかけて徐々に明るくなっていきます。明るい部分がハイライトよりも多いので、より明るい仕上がりにしたい方にはバレイヤージュがおすすめです。
▼ハイライトが気になった方はこちらもチェック!
引用元:ブリーチ履歴3回以上のホワイトグラデーションカラーがオススメ!!
グラデーションは根元から毛先にかけて徐々に明るくなるようにカラーリングします。表面に筋状の毛束を作らないのがバレイヤージュとの違いです。
バレイヤージュはハイライトとグラデーションを組み合わせたようなスタイルです。
引用元:普通のブリーチからに飽きたら【シャドールーツ】で色持ち+デザイン性アップ!!
シャドールーツは「根元の影」を意味し、ハイトーンの髪の根元を暗く染めるスタイル。
バレイヤージュとシャドールーツは仕上がりはよく似ています。ただし、デザインの作り方が違います。
シャドールーツは基本的に全体をブリーチしてから、根元に暗いカラーを入れます。一方、根元を残して部分的にブリーチしてデザインを作るのがバレイヤージュ。
シャドールーツは全体をブリーチするので、次の髪色やスタイルに影響しにくい、ムラになりにくいなどの特徴があります。
理想の仕上がりや今後やりたいスタイルにあわせて、美容師さんと相談しながらお好みのデザインカラーを見つけてくださいね。
バレイヤージュをどのように作るのか気になる方も多いのではないでしょうか。ここではバレイヤージュの基本的な施術の流れをご紹介します。
スタイルによってこの限りではありませんが、参考にしてみてください。
まずはバレイヤージュのデザインを作るために部分的にブリーチをします。
ブリーチをして流した状態です。
ブリーチをしたベースにヘアカラー剤を塗布します。
シャンプーしてしっかり流したら、スタイリングして完成です。
美容院や美容師さんによって異なりますが、一般的なバレイヤージュの施術にかかる時間はトータルで3~4時間ほどです。作業工程が増えるぶん、普通のヘアカラーよりも1時間前後は時間がかかるでしょう。
▼参考
ブリーチ後のヘアカラーは1~2週間経つと、どうしても色落ちしてしまいます。ただし、バレイヤージュは色落ちしてもデザインが残るので、色落ち後もおしゃれなスタイルを楽しめます。
色落ち後のカラーも考慮して美容師さんに染めてもらうと、より長くおしゃれなバレイヤージュを楽しめるでしょう。
引用元:ノーブルグレーでつくるミルクティーバレイヤージュカラー
キレイなバレイヤージュを長く楽しむためには、色落ち対策と毎日のヘアケアが大切です。バレイヤージュの髪におすすめのヘアケアをご紹介します。
一般的な市販シャンプーは洗浄力が強いものが多く、すぐに色落ちしてしまう原因に。バレイヤージュを長く楽しむには、色味にあわせたカラーシャンプーやカラートリートメントの使用が効果的です。
▼カラーシャンプー&カラートリートメントが気になった方はこちらもチェック!
アッシュやグレーなど寒色系のバレイヤージュのケアにはスロウ カラーシャンプー アッシュがおすすめです。抜けやすい寒色系の染料を補いながら赤みを抑え、アッシュカラーの色持ちをよくします。
ダメージケア成分配合で、やわらかな手触りとツヤのあるキレイな髪色に。
忙しい人でも続けやすいカラートリートメントです。
ブリーチをしたバレイヤージュの髪はデリケートでダメージを受けやすい状態です。
ヘアアイロンやコテの使用は最低限にし、高温で使わないように気をつけましょう。設定温度は160℃前後がおすすめです。
濡れた髪はキューティクルが開き、ダメージや色落ちが進行します。お風呂上がりは洗い流さないトリートメントで保湿し、できるだけ早くドライヤーで髪を乾かしてください。
ロレッタ エメ ナイトトリートメントは寝ている間にじっくり浸透する美容液成分配合のトリートメント。
うねりや広がりを抑え、翌朝までしっとりまとまります。オイルが苦手な方にもおすすめです。
▼ヘアカラーの色落ちが気になった方はこちらもチェック!
引用元:ティントバーでつくるピンクのブリーチバレイヤージュカラー
バレイヤージュについてのよくある疑問にお答えします。
バレイヤージュはブリーチをするので、多少のダメージは避けられません。
ただし、部分的にブリーチをするので全体をブリーチするスタイルよりもダメージは少なくて済みます。また、最近はケアブリーチなどダメージが最小限に抑えられた薬剤も多くあります。
バレイヤージュが気になるけれどダメージが心配な方は、一度担当の美容師さんに相談してみてください。
バレイヤージュをやめたいときはおもに以下の3種類の方法があります。
髪の状態や今後やりたい髪色・スタイルによっておすすめの施術方法が異なるので、担当の美容師さんと相談しながらベストな方法を選びましょう。
バレイヤージュは薬剤の選定や塗り分けが重要で、難易度が高い施術です。不慣れな美容師さんにお願いすると、理想どおりに仕上がらないこともあるかもれません。
初めてバレイヤージュに挑戦するときは、信頼できる美容師さんやデザインカラーが得意な美容師さんにお願いするとよいでしょう。
引用元:カラログ
頻繁に美容院に行くのが難しい方でも手軽にこなれ感を演出できるバレイヤージュ。動き方で表情が変わり、さまざまなニュアンスを楽しめます。
いつもの髪色に飽きた方や垢抜けた印象にしたい方は、ぜひバレイヤージュをオーダーしてみてくださいね。
▼デザインカラーが気になった方はこちらもチェック!
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