b-ex journal 編集部
2023/08/29
ベースとは異なる色がチラッとのぞくのがかわいいインナーカラー。インナーカラーはカラーだけでなく、入れる場所や範囲によっても印象が変わるデザインカラーです。
そこで今回はインナーカラーを入れる場所について詳しく解説します。インナーカラーをどこに入れるか、サロンでどうやってオーダーすればいいのか悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
インナーカラーとは、髪の内側を表面とは異なる色味やトーンでカラーリングしたデザインカラーのこと。髪をかきあげたときや耳にかけたときに違うカラーがチラッとのぞくのがおしゃれな人気のスタイルです。
髪を巻いたりアレンジしたりしたときにもインナーカラーがアクセントになり、おしゃれの幅が広がります。
インナーカラーは入れる場所によって印象や見え方が変わります。まずはインナーカラーを入れる場所ごとの違いや特徴をご紹介します。
引用元:もみあげにワンポイント、さりげなくかわいいイヤリングカラー
もみあげ部分を中心に耳周りにカラーを入れるスタイルです。髪を耳にかけたときにチラッと見えて華やかな印象になるので、イヤリングカラーとも呼ばれます。
髪をおろせば隠すこともできるため、明るい髪色にできない人やさりげなくおしゃれを楽しみたい人にもおすすめです。
引用元:インナーオレンジのハイライトグレージュカラーが可愛い
襟足に入れたインナーカラー。正面からは見えにくいものの、後ろから見たときやポニーテールをしたときなどにさりげなく見えるのがおしゃれです。
顔周りの印象を変えたくない人にもおすすめ。ロングヘアやウルフカットと相性がよいスタイルです。
サイドから後ろまで内側全体にカラーを入れるスタイル。広範囲にカラーを入れるので、アレンジや色味次第ではインパクトのある仕上がりに。インナーカラーを目立たせたい人におすすめです。
引用元:カラログ
前髪の内側にカラーを入れるスタイル。バングカラーと呼ぶこともあります。
正面から見たときに前髪の内側のカラーが透けるようにのぞくのがおしゃれです。ビビッドなカラーを入れると個性的で他の人とかぶりにくいのも◎。
引用元:カラログ
前髪から耳付近まで顔周りの内側にカラーを入れるスタイル。フェイスフレーミングカラーと呼ぶこともあります。
顔周りの印象がグッと華やかになります。
自分にぴったりのインナーカラーにするために、インナーカラーを入れる場所の選び方のポイントをご紹介します。美容師さんにオーダーするときの参考にしてみてください。
引用元:オリーブブラウンベースにグレージュのインナーカラースタイル
外国人風カラーグレージュとインナーカラーピンクがお洒落
まずはインナーカラーをどのくらい目立たせたいかを決めましょう。さりげないインナーカラーはナチュラルなのにこなれ感のある印象に、インナーカラーが目立つスタイルは個性的でおしゃれな雰囲気を演出できます。事前になりたい雰囲気を美容師さんに伝えておくと、理想に近づきやすくなりますよ。
インナーカラーをさりげなく入れたい場合は、耳周りや襟足などが目立ちにくい場所がおすすめです。ベージュやグレーなど肌なじみのよいカラーを選ぶと、よりナチュラルに仕上がります。
インナーカラーを目立たせたい場合は、前髪や内側全体に広めに入れるのがおすすめ。正面から見てもインナーカラーを入れているのがわかり、個性的な印象にできます。ピンクやブルーなどビビッドなカラーを選んでコントラストを強めにするのも◎。
引用元:【卒業式に向けたイヤリングカラー】、カラログ
インナーカラーは入れる場所だけでなく、範囲も印象を大きく左右するポイントです。
動いたときやアレンジしたときにチラッとのぞく程度のさりげないインナーカラーにしたいときは、カラーリングする範囲を狭めにするのがポイント。また、髪をおろしたときに隠せるようにしたい人やインナーカラーを入れているのが周りにバレたくない人は、隠せる場所に範囲を狭めに入れてもらうよう美容師さんに伝えましょう。
インナーカラーを目立たせてインパクトのある髪色にしたい場合は、範囲を広めにとってカラーリングしてもらうのがおすすめです。
引用元:カラログ
インナーカラーは髪型や髪の長さによっても見え方が変わります。次の項でレングス別のさまざまなインナーカラーのスタイルをご紹介するので、好きなスタイルを探して入れる場所の参考にしてみてください。
ここからは髪型やレングス別におすすめのインナーカラーのスタイルをご紹介します。
ショートヘアのインナーカラーを入れる場所は耳周りや前髪、顔周りなどが人気です。
引用元:ウルフ×イヤリングカラー
短めのウルフカットに耳周りと襟足はブリーチ抜きっぱなしでインナーカラーに。派手すぎないアクセントのあるスタイルです。ナチュラルに雰囲気を変えたいときに◎。
引用元:【耳掛けショートのイヤリングカラーはtint barがおすすめ!】
ショートヘアにピンクのインナーカラーを耳周りに狭めに入れたスタイル。ピンクが主張しすぎずさりげなくおしゃれな雰囲気が魅力です。耳にかけた髪をおろすとインナーカラーを隠すこともできます。
引用元:なぜ、グレージュ人気は衰えない?
内側全体に広めに入れたグリーンのインナーカラー。グレージュのベースからグリーンが透けるようにのぞくおしゃれなスタイルです。
引用元:カラログ
ハンサムなショートヘアの顔周りにインナーカラーを入れたスタイル。前髪からもみあげにかけて明るめのインナーカラーが入っているので華やかな印象になり、スタイリッシュな雰囲気を演出できます。
表面が長めのボブはインナーカラーを隠しやすいので、さりげなく入れたい人や周りにバレたくない人におすすめ。耳の後ろに狭めに入れると髪をおろせば見えなくなります。
外はねにした切りっぱなしボブにオレンジのインナーカラーを耳周りに入れたスタイル。オレンジがアクセントになり、耳にかけてもおろしてもかわいい仕上がりに。
引用元:カラログ
ハイトーンのボブに細めに入れたターコイズブルーのイヤリングカラーが印象的。ハイトーンがよりおしゃれに見える個性的なスタイルです。
引用元:カラログ
黒髪ボブの内側全体にホワイトパープルのインナーカラーをオン。黒髪からのぞくホワイトパープルのインナーカラーが目立ち、ミステリアスな雰囲気を演出します。
引用元:インディゴブルーのインナーにシルバーグレージュのベースが綺麗
シルバーグレージュのベースにインディゴブルーのインナーカラーを前髪から全体にかけて広めに入れたスタイル。個性的なのに派手すぎないおしゃれな髪色を楽しめます。
ミディアムヘアは耳周りはもちろん、内側全体や前髪、顔周りなどどこに入れてもおしゃれに仕上がります。レイヤーを入れたりアレンジしたりして、インナーカラーの見せ方を楽しむのがおすすめです。
引用元:カラログ
ピンクベースの髪にペールピンクのインナーカラーを耳周りに。ベースカラーと同系色のインナーカラーを入れると、統一感が出てナチュラルに仕上がります。
くすみのあるブラウンカラーのベースに明るめのベージュのインナーカラー。レイヤーを入れたスタイルはアレンジするとインナーカラーが見えやすく、おしゃれに仕上がります。
暗めのベースに前髪から全体に明るめのインナーカラーをオン。暗髪とブロンドのコントラストがおしゃれで個性的なスタイルです。巻き髪にすると動きが出てインナーカラーが際立ちます。
アッシュカラーのベースに耳周りにグリーンのインナーカラーを入れたスタイル。髪をおろすと隠せるので鮮やかなカラーでも派手になりすぎず、さりげなくおしゃれを楽しめます。
ロングヘアのインナーカラーを入れる場所は耳周りや襟足、内側全体などが人気です。巻いたりアレンジしたりすると見え方が変わり、おしゃれなスタイルを楽しめます。
引用元:ミルクグレージュとインナーカラーがお洒落な外国人風カラー
ミルクグレージュのベースの内側全体に明るめのインナーカラーをオン。明るめのインナーカラーもキレイになじむナチュラルな仕上がりです。巻き髪にするとインナーカラーが見えやすいのでおすすめ。
引用元:ブリーチ2〜3回必要なインナーカラーホワイトがお洒落!
黒髪とホワイトのインナーカラーのコントラストがおしゃれなスタイル。ブリーチを2~3回積み重ねることで明るめのカラーもしっかり発色します。
引用元:初カラー!アッシュを、ベースにピンクのインナーカラー
アッシュベースの髪に前髪から全体に入れたピンクのインナーカラー。ピンクでも派手になりすぎないスタイリッシュなスタイルです。
引用元:カラログ
グレージュのベースに顔周りを中心に入れたインナーカラー。顔周りが華やかでおしゃれな印象になり、手軽に雰囲気を変えたい人におすすめです。
引用元:隠れたインナーカラーが可愛いアッシュベージュのヘアカラー
インナーカラーは色を入れる場所にブリーチをしてからカラーリングするのが一般的です。ただし、髪へのダメージが気になる場合やナチュラルなインナーカラーを楽しみたい人は、ブリーチなしで入れることも可能です。
明るさや色味によってブリーチが必要かどうかが変わるので、理想の仕上がりを美容師さんに伝えブリーチあり・なしを決めましょう。
インナーカラーは部分的なブリーチで済むため、全体をブリーチするよりダメージを抑えられるのも魅力です。
入れる場所によって雰囲気を変えられるインナーカラー。普段は隠してさりげなく楽しむのも、ビビッドなカラーを見せて個性的なスタイルを楽しむのも◎。
ぜひインナーカラーを入れる場所にこだわって、自分だけのおしゃれなスタイルを見つけてみてくださいね。
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